最近まで一緒に住んでた従姉が好きだと気が付き、好きって伝えたら『勘違いしてるだけ』と頑なに認めてくれないので、何度も何度もアピールし続けたら満更でもなさそうな件について

著者:くろい

両親を失ってしまった従姉と長い間、一緒に住んで居た。
従姉も年を重ね、俺達家族が住まう家を出て行ってしまう。
従姉が居ない日常。
それが当たり前になって行くと思っていた。
失った従姉との暮らし。当たり前だった日常が終わった。
そして……気が付いた。
「ああ、俺。好きだったんだ」
これは居なくなってから初めて恋心に気づいた俺と従姉の遠距離恋愛の話である。

レビュー