痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった

著者:ケンノジ

高森諒の幼馴染・伏見姫奈は、学校一の誰もが認める美少女だった。
幼馴染ではあるが、中学から高2までほとんど会話をしなくなっていた二人は、とあることをきっかけに再び会話をするようになる。
それから、姫奈は諒の世話を焼いたり積極的な行動を取るのだが、諒はその行動の意味がイマイチよくわかっていなかった。
(諒くんって、もしかしてあの約束忘れてるんじゃ…?) 実は、テンプレ中のテンプレ展開――結婚の約束を幼い頃に二人はしていたのだ。
諒も一応覚えているが、まさか高校生になって学校一の美少女がそれを覚えているなんて、思いもよらなかった。
(私のこと、もしかして何とも思ってないんじゃ…?)
(姫奈が地味キャラな俺のことが好きとか、そんなのあるわけねえ)
住む世界が違い過ぎて、諒は好意にさっぱり気づかない。
だが、距離が近づくにつれて、学校では見せない姫奈の意外な一面を知っていく諒は、次第に心を動かされていく。
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※小説家になろうでも連載中です…続きを読む

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