触手にされた僕ですが、必ずやお嬢様をお守りします

普通の村人であったクレスは、魔物と戦いあっさりと殺されてしまう。
そのまま人生が終わるかと思われたが、なぜか再び目を覚ます。
自分を殺した魔物の体から生えた触手の一本として。

悩みながらも始まった先輩触手たちとの不思議な生活。
だがそれも、魔物が討伐されたことにより突然終わりを迎えてしまう。

切られた触手の一本として逃れるも、行き場なんてない。
死を受け入れた彼を拾ったのは、神に呪われ破滅の宿命を背負った少女。
そのぬくもりと優しさに触れ、少年は生涯をかけて彼女を守り抜くと誓うのであった。

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