君が生きろと言ったから

「あのね、司。私あなたと別れたいの」
「……は?」
「私ね、好きな人が他に出来ちゃってさ。だから、司とはもう付き合えない」

 8月のある日、俺は付き合っていた彼女からそう言って振られた。
 彼女には新しい好きな人いて、それは俺じゃない。彼女はそう、はっきりと告げた。

※ざまぁ要素はありませんのでご注意ください

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