世界にキューブと呼ばれる巨大な箱が星の数ほど飛来した。
その中には巨大な大迷宮『ダンジョン』と空想の化け物『魔物』。
時を同じく人類も覚醒し、魔物と戦う力を得た。
『魔力』という数値で表すことができる力を。
そんな中魔力たったの24、世界最弱旧人類とすら呼ばれる主人公 天地灰。
蔑まれて、バカにされて、それでも魔力という圧倒的才能の前に努力など儚く、ただ拳をにぎってへらへらするしかなかった。
だが命を懸けた試練を超えて力を得た。
『神の目の付与完了、ライブラリを種族名:人の一般常識と併合しています。完了まで残り10秒……進捗率99.99%』
それは神のごとき力、世界の理を知り、世界の真実を見抜く力。
「これってステータス!? それに……俺が強くなる条件もわかるのか」
最弱の主人公が得たその力で、成長のための最短距離を見つけ出し、世界最速最強を目指す。
愛する妹と母のため、そして滅びゆく人類のために。
レビュー