【完結】氷の皇帝に最恐の求婚をされ、お飾り側妃になりました。〜行方不明の兄を探していたら、不本意にも最下層の身分から成り上がり溺愛されました〜

「貴様。私と結婚しろ」
「は、はひぃ……」

行方不明の兄を探して皇都に来ていた賤民の娘リナジェインは、最凶最悪の求婚をお見舞いされてしまった。──首筋に剣を添えられて。

相手はこの国の皇帝シュナ。彼は、傾倒する占い師に「明後日までに結婚しないと死ぬ」、と言われたことを鵜呑みにしているという。

(陛下、占いに通ってるとか意外すぎるんだけど??)

しかし、シュナはなんと本当に毒で死にかけていた。リナジェインは、『行方不明の兄の捜索』を条件に提示し、隠してきた聖女の力で彼の命を助け、契約妃となった。

最下層の身分階級がいきなり皇帝に見初められて愛され側妃(※現実は脅され契約妃)になったせいで、世間の風当たりは強かった。皇宮の中でも、あの手この手で嫌がらせを受ける。更に、ただの契約関係のはずが、シュナから興味を持たれてしまい……?

★これは、主人公が無自覚に溺愛されたり試練を乗り越えたりしながら、なんとか契約期間を全うしようと頑張るお話。

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