「レイモンド・カークスは、気狂いにございます」

著者:鯵御膳

グラナダ侯爵に仕える騎士、レイモンド・カークスは無骨な男であった。
心身を鍛え、技を磨き、忠勤に励む彼は侯爵からの信頼も厚く、重用されていた。
やがて侯爵の娘ミシェルが貴族学園に通うようになると、その行き帰りの護衛も任されるようになる。
敬愛する主人と、その愛娘とを守る充実した日々。
だがそんな日々は、ミシェルが第二王子の婚約者となったことで崩れだしていった。
そして起こった悲劇の末に、彼は言う。

「レイモンド・カークスは、気狂いにございます」と。

彼の選択と、その結末とは……。

※私が勘違いしていたせいで、本来とは違う読みとして漢字をあててしまっておりました。
 「気狂い」は本来「きちがい」と読みますが、本作品においては「きぐるい」とお読みいただければ幸いです。

※残酷な描写が多めでございます、苦手な方はお気を付けください。

※6/4、総合日間10位、ヒューマンドラマ日間1位になることができました!
 お読みくださった皆様、本当にありがとうございます!

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