公爵令嬢でしたが聖女の母親になりました 〜王太子殿下に婚約破棄された妹に代わって結婚させようとしないでください〜

著者:七海いと

ローザンテ・オッドリアは、由緒正しいオッドリア公爵家の長女。今年で十八になる。 
彼女は妊娠しており、お腹の子の父親が誰なのか家族に説明できずにいた。

覚悟を決めたローザンテはオッドリア家を出る事に。
嘲笑を隠そうともしない、妹のミーティア。
それでも彼女はミーティアを愛していた。

生きていくために働き口を探すも、ローザンテが妊婦だと分かるや否や顔色を変えられ、何度も断られてしまう。

挫けそうになる自身を励まし、大きな牧場の持ち主である青年フレック・マーシュに「ここで働かせてほしい」と頼み出る。

するとローザンテの思惑とは裏腹にフレックは彼女を気遣い、快く働くことを了承してくれた。
こうして彼女は、心優しいフレックの元で働くこととなった。

母親に渡されたお守りとスコーンをトランクに詰め、自身も一児の母となるローザンテの新たな暮らしが始まる。

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*柴野いずみ様主催『ざまぁ企画 』参加作品です。

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