やさしい『だけ』の人

著者:家紋 武範

 城から離れた農家の娘デイジーは、心優しい青年フィンに恋い焦がれていた。フィンはデイジーにプロポーズし、迎えに来ると言い残したものの、城は政変に巻き込まれ、デイジーがフィンと会うことはしばらくなかった。
 しかし、日が過ぎてデイジーが城からの街道を見ると、フィンらしきものの姿が見える。
 それはありし日のフィンの姿ではなかった。

※これは自身の「夕焼け企画」参加作品です。
※「アルファポリス」にも掲載しています。

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