鯵御膳の小説一覧

小説家になろう

「貴様との婚約を破棄する!」「こいつは事件の臭いがするぜ……」~一匹狼の敏腕記者は、婚約破棄騒動の裏に潜む事件を嗅ぎつける

とある王国の舞踏会にて「貴様との婚約を破棄する!」という王太子の声が響く。 物語ではよくある婚約破棄の断罪劇、しかしその場に居合わせた新聞記者クラークは違和感を感じ、そして小さくつぶやく。 「こいつは事件の臭いがするぜ」と。 目の前で繰り広げられる王家の醜聞という大事件の、さらにその裏にある事件の臭....
著者 : 鯵御膳
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新婚初夜に「あなたを愛することが出来ない」とか言われましたが、バッドなEDにはさせません!!

よくある政略で結ばれた婚姻、その初夜。 花嫁である伯爵令嬢ミリアは、夫となったはずのウォルフガングから「あなたを愛することができない」と告げられる。 なるほど、これは話に聞く他に思いを寄せる人がいるパターンか、あるいはそもそも政略結婚だから受け入れられなかったのか、との思考が頭を巡る。 元々政略での....
著者 : 鯵御膳
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《連載版》「まったくあの女は、家の力を使ってばかりで!」「いやまて、それおかしくね?」~転生伯爵令息はアホの子王太子の婚約破棄を防ぎたい~

ファンタジー世界に転生してしまったらしい伯爵令息ロイドは、今日も今日とて王太子の愚痴に付き合っていた。 公爵令嬢で淑女の鑑と言われる程に完璧な婚約者。 彼女が家の権威を笠に着て男爵令嬢を貶し、あるいは人を使っていじめている、と彼らは思い込んでいたのだ。 定番だな、と彼は思う。どうやらここは乙女ゲー....
著者 : 鯵御膳
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「まったくあの女は、家の力を使ってばかりで!」「いやまて、それおかしくね?」

「まったく、あの女はいつも家の力を使ってばかりで!」  王立学院に入ってから知り合った男爵令嬢に熱を上げている王太子は、今日も今日とて執務室で側近達を相手に婚約者の愚痴を零していた。  公爵令嬢で淑女の鑑と言われる程に完璧な婚約者。  彼女が家の権威を笠に着て男爵令嬢を貶し、あるいは人を使っていじ....
著者 : 鯵御膳