今度こそスローライフを送るために異世界転生した俺、女神様にもらった「ある程度の魔法の才能」で世の中をうまく渡っていきます。

著者:比古 新

「魔法の分野に関し、ある程度の才能を持たさせていただきましょう」
 サービス残業&休みなしのブラック企業で働いだ挙句に交通事故で死んでしまった俺は、女神さんからこんな言葉を貰い、剣と魔法の異世界に転生することを決めた。
 なぜかって?たとえ異世界でもいいから、今度こそ悠々自適のスローライフを送ることを目標にしたからね!
 ところがどっこい女神さんの『ある程度の才能』って、これ一体誰目線!?
 あらゆる属性の魔法に適性があり、果ては各属性を混ぜ合わせて新たな力を生み出す『合成魔法』なんてものまで使えるなんて…どう見ても異常な力を持っちゃってるんですけど!!
 それでも地方貴族の長男に生まれて10歳になった俺は、程々に働きながらの左うちわ生活、という明るい未来を夢見て東奔西走。
 けれど、なぜか色んな場所で色んな騒動に巻き込まれて、魔法無双で解決する羽目になるんだよね…トホホ。
 そんな俺の異世界生活、ちょっとだけ覗いていかないかい?…続きを読む

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