氷結系こそ最強です! ~家は追放されたけど小さくて可愛い賢者様と修行して最強になりました。今更認められても……師匠との結婚しか興味ないので~

優秀な魔術師を代々輩出してきた名門貴族ヘルメス家。その三男として生を受けたフレイにも、周囲は期待を向けていた。フレイ自身も、父や兄のような強い魔術師になりたいと夢見る。そして迎えた適性検査で、フレイには氷属性の適性しかないことがわかった。
かつて世界を魔神から救った七人の賢者。それぞれの属性が現代では基本属性と呼ばれており、数々の偉業を残した彼らに皆が憧れた。しかし唯一氷の賢者だけ、現代に偉業が伝わっていない。それが不人気の理由であり、実際に氷属性の魔術は他の属性に劣っていた。
「氷属性しか適性がないなど一族の恥だ! お前はもう私の息子ではない!」
優しかった父から勘当され、一人ぼっちになったフレイ。初めは悲しみに打ちひしがれていたが、次第に怒りへと変化した。理不尽な追放に、手のひら返しの態度。
「見返してやる」
立ち上がったフレイは強くなることを決意した。
そしてフレイは出会う。
七人の賢者の一人にして、小さくて可愛い師匠に。
師匠と出会い、共に修行をすることで強くなったフレイ。いつの間にか見返すことではなく、師匠への恋心が強くなって?
「僕は師匠と結婚する! その前に、師匠の魔術が最強だってことを証明しよう!」
努力と一途な想いが世界を救う。
小説家になろうにて掲載していましたが、カクヨムコンに参加するためこちらで更新することにしました。
よろしくお願いします!…続きを読む

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