隣の茶髪ギャルが気になる件について!!

夕暮れが教室の中に差し込んむ。5月の中間考査が終わって、廊下の掲示板に成績表が張り出された、ある日、俺、九条宗太とビッチこと朝霧結菜は今日も居残りでプリントを大急ぎで片付け中。俺が忙しくプリントを捌いている隣で、机の上に座ってスマホでゲームをしている朝霧。「つまんない」と言っては俺をからかい、朝霧は俺のやり終わったプリントを取り上げて、式や答えを写していく。毎回のことなので気にしないでプリントをこなしていると、「お礼」と言って急に朝霧が俺を抱きすくめる。なんだこれは。こんなに女の子って柔らかくて良い匂いがするものだったのか。胸がドキドキ、俺はパニック状態に。そこに担任の久保田鈴奈(通称すずなちゃん)とクラスメートで腐れ縁の黒沢と佐伯に見つかってしまう。明日、噂になるのは確実だ。その日から隣の席の朝霧が気になって仕方がない。怠け者な俺と朝霧のほのぼの、そしてドタバタした毎日が始まる。

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